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2019.04.16

認知症カフェ「OHANA」(オハナ)のご案内!

認知症カフェは、1997年にオランダでオランダアルツハイマー協会と
臨床老年心理学者ベレ・ミーセンが協力して始めたものが最初です。
認知症カフェは、当事者やその家族、知人、医療やケアの専門職、
そして認知症について気になる人などが気軽に集まり、
なごやかな雰囲気のもとで交流を楽しむ場所でもあり、
専門職に気軽に相談できる場所でもあります。
日本では、2015年12月の段階で全国に600ヵ所開設されており、江東区内でも12か所ほどあります。

認知症カフェは、そのカフェごとに様々なイベントありますが、
最近話題を集めたのが、町田市が行っている、
スターバックスコーヒーと認知症カフェ「Dカフェ」とのコラボレーション企画。
認知症の方々や支援者、地域住民が気軽に集まって、情報交換する場として、
町田市内のスターバックス各店舗で開催されています。

~ゆる認知症カフェ 町田市×スターバックスコーヒー 人と人をつなぐ「場」のチカラ~
https://chojumikata.com/column/836
65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計についてみると、
平成24(2012)年は認知症高齢者数が462万人と、
65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15.0%)でしたが、
2025年には約5人に1人になるとの推計もあります。(内閣府 高齢者の健康・福祉データより引用)
つまりは、認知症は決して他人事ではないんですよね。


では、私達になにが出来るのでしょう。
政府は認知症施策推進総合戦略「新オレンジプラン」で、
皆がいくつになっても住みよい場所を作る為の施策を出しています。
認知症カフェは、その一つです。

是非、認知症カフェに来て「認知症」を知って頂いたり、理解を深めて頂き、
「認知症の方々の意見が尊重され、住み慣れた地域で自分らしく暮らしていける社会を作る」
そんな”優しい社会”になる事を目指していきたいですね。
そして、「OHANA」はハワイ語で「家族」。
家族と言っても、”family”という狭い意味ではなく、
血縁関係がなくても精神的に支え合える仲間であり、
”家族的絆”を支える精神を意味する言葉でもあります。
いつでも、第二の我が家のように、気軽に来ていただき、
一緒にお話をしましょう!

今回、ブログでご紹介した写真は昨年度の認知症カフェでのイベントの模様です。
今年度も様々なイベントを企画して、皆様をお待ちしております。

第1回目は4月27日土曜日「認知症家族の為の家族会」です。
13:00~15:00は茶話会、15:00~17:00は出入り自由で、
いつでもご相談いただけます。
茶話会の会費は200円です。
場所はいちばん星リハカフェ 江東区平野2-3-10 
申し込みはデイサービスいちばん星 03-6659-6253 まで。


皆様のお越しをお待ちしております。